スイフトスポーツを買う予定のあなた、車を乗り始めるまでに車両価格の他、自動車取得税、自動車税や自動車重量税の3つの税金、その他諸費用がかかる事をご存知でしたか?
乗り出しまでに実際どのくらいのお金が必要になるのでしょうか?
また、スイスポはエコカー減税の対象なのでしょうか?
スイフトスポーツの購入費用に関する疑問を一緒に解決して行きましょう。
スイフトスポーツはエコカー減税の対象なの?
エコカー減税という言葉は良く耳にしますが、具体的にはどのような制度なのでしょうか?
また、スイフトスポーツはエコカー減税対象車なのでしょうか?
エコカー減税とは?
環境性能に優れたクルマに対する、 自動車税、自動車重量税、自動車取得税が軽減される優遇措置のこと。
プラグインハイブリッド自動車、電気自動車などの次世代自動車や 国土交通省が定める排出ガスと燃費基準をクリアしたクルマがその対象。
詳しく知りたい方は⇒国土交通省HP
残念ながら、新型スイフトスポーツ(ZC33S)は、エコカー減税の対象車ではありません。
先代スイフトスポーツ(ZC32S)も同様でした。
でも新型スイフトスポーツがエコな車ではないという事では決してありません。
燃費は先代スイスポの14.8km/Lから、新型は16.4km/Lと大幅に向上し、排気量も1.6Lから1.4Lへダウンサイジング!
間違いなくスイフトスポーツはエコカーとして進化をしています。
詳しくは⇒スイフトスポーツ新型の実燃費と燃費向上方法(ZC33S)
スイフトスポーツの取得税や自動車税、自動車重量税は?
続いては、新型スイフトスポーツの自動車取得税自動車税、自動車重量税の具体的な税額を見てみましょう。
自動車取得税:45,600円(オプションなしの参考額)
自動車税:34,500円/年(総排気量1リットル~1.5リットル以下)
自動車重量税:8,200円/年(車両重量0.5~1t)
自動車取得税は、50万円以上の自動車を取得した場合に購入時に課せられもの。
自動車税は総排気量、自動車重量税は車両重量によって乗り続ける限り、都度課せられる税金です。
スイフトスポーツは軽量化の恩恵により重量税が安いですね。
軽自動車と同じレベルです。
また自動車税に関して良いトピックもあります。
2019年10月1日予定の消費税10%への増税に合わせ、自動車税が引下げられる見込みなのです。
引き下げ額は排気量によって違っており1,000~4,500円/年の減税となります。
小排気量の車の方が引き下げ幅が大きく、スイフトスポーツの場合は、4,000円の減税が期待出来ます。
自動車取得税や自動車税、自動車重量税の支払いはいつするの?
自動車取得税や自動車税、動車重量税の支払いはいつどのようにすることになるのでしょうか?
自動車取得税
自動車取得税は購入時のみ支払う必要があります。
その金額の目安となる計算方法は以下の通りです。
(車両価格×90%)+オプション価格=取得価額
取得価額×3%=自動車取得額
あくまで目安。販売店などによって若干計算方法が違うようです。
中古購入の場合は残価率なども要素に加わり更に複雑な計算になります。
新車、中古共に正確な金額は販売店に問い合わせするようにしましょう。
注:この記事ではスズキHPの見積りシュミレーションによる自動車取得税額の45,600円(オプションなし)を参考値として掲載しております。
欲しいオプションがあっても納車後に取り付けてもらえば少しだけ節税になるって知ってた?
追記:2019年10月より、消費税10%化に伴い自動車取得税は廃止されました。
自動車税
自動車税は、乗り出した月からの月割り額を、購入時に一緒に支払う必要があります。
例:7月1日から乗り始めた場合:7~2月の8か月分を月割り
年額34,500円÷12=2,875円(月額)
2,875円×8=23,000円
上記のケースでは23,000円を購入時に支払います。
※100円単位以下は切り捨て
※初年度3月分は負担なし
※3月乗りだしの場合は購入時に支払う必要はありません。ただし、4月に納付書が届きすぐに支払いとなります。
また、購入翌年からは毎年、毎年4月1日時点の所有者に対して自動的に納付書が届きますので納付期限の5月末までに、スイフトスポーツの場合は34,500円を支払うことになります。
ちなみに、自動車税事務所、各県税事務所の他、コンビニや銀行での支払いも可能です。
※青森県と秋田県の納付期限は6月末
自動車税
注:新車登録から13年を越えた普通車は自動車税が15%アップ(軽自動車は20%)。
ただし、エコカー減税対象車は適用外。
自動車重量税
自動車重量税は新車購入の場合は購入時に3年分支払う必要があります。
スイフトスポーツの場合は、8,200円×3=24,600円となります。
自動車重量税
車検時には、新車・中古購入に関わらず車検費用と一緒に2年分を支払う必要があります。
8,200円×2=16,400円
注:新車登録から13年を越えた普通車は自動車重量税が39%アップ(軽自動車は20%)。ただし、エコカー減税対象車は適用外。
新型スイフトスポーツは自動車税や自動車重量税が先代ZC32Sより安い
先代スイフトスポーツ(ZC32S)
新型スイフトスポーツ(ZC33S)は先代(ZC32S)より自動車税・自動車税が安く上がります。
その理由は、排気量が先代スイスポは1.6L、車両重量も1tオーバーの1050kgだったため。
自動車税は1.5L、重量税は1tを超えると課税額がひとつ上のラインとなります。
新型スイスポは排気量が1.4L、車重が970kgと1tを切っており、先代ZC32Sより税制面で有利になります。
自動車税差額:4,100円/年
自動車重量税差額:5,000円/年
年間合計9,100円維持費が安くなったのです。
新型スイフトスポーツはワイドボディの採用で3ナンバーとなり、税金上がりそうなイメージなですが、実は逆。
良く調べてみると、3ナンバーサイズだから税金が高くなる訳ではなく、一般的に3ナンバーサイズの車は、大排気量で車両重量が重い車が多いため、3ナンバーは税金が高いというイメージが形成されていったようなのです。
スイフトスポーツの購入にかかる諸経費や費用は?
税金の他にかかる諸経費としては、まだまだこれだけあります。簡単に金額と説明をしていきましょう。
自賠責保険(自動車損害賠償責任保険)
必ず入らなければならない保険、加入が法令により義務付けられているので強制保険と呼ばれる事もあります。
最短で1か月から加入可能ですが、一般的に新車購入時は37か月契約、車検時は24か月契約を選ぶ人が多いようです。
その理由は長期契約の方が割安となるため。
つまり、新車購入時に36,780円かかると思っておいたら良いでしょう。
料金は以下の表の通りです。
リサイクル料金
2005年に施行された自動車リサイクル法の定めにより、新車購入時に自動車リサイクル料金を支払うことが義務付けられました。
車種やメーカーによって若干金額が違いますが、スイフトスポーツの場合は、10,240円かかってきます。
検査登録手続代行費用
新車を購入した場合陸運局で検査登録をしなければなりません。
この登録を代行してもらうために約30,000円の費用がかかります。
純粋な検査登録費は3,000円程度なのですが、素人には複雑で手間がかかり過ぎますので、ほとんどの場合ディラーに代行してもらっているのが現状です。
車庫証明手続代行費用
新車、中古車を問わず車を購入し、陸運局で登録をする際に「車庫証明書」を取得している事が必須となります。
この登録を代行してもらうと10,000~15,000円の費用がかかってきます。
こちらも、純粋な取得費用は3,000円程度。
検査登録と違い取得は簡単、自分でチャレンジするのも有りでしょう。
ナンバープレート料金
車を陸運局に登録した際に交付されるナンバープレートの料金です。都道府県によって金額が違うのですが概ね2,000円弱と思って頂ければと思います。
希望のナンバーを取得する場合は、こちらも都道府県によって違うのですが最大で5,400円の料金がかかります。
3,000円程度の金額差なので、希望のナンバーを取得する方が圧倒的に多いようですね。
一部の人気ナンバーは(1、11-11、7ー77、77-77など)抽選となりますのでご注意ください。
その他は基本早い者勝ちとなります。
車庫証明を自分で取得してみよう
車庫証明を販売店でとってもらうと1万~1万5千円の費用がかかります。
自分で取得する旨を伝えないと販売店が自動的に取得するケースが多いようです。
自分で取得すると2500円~3000円で済んでしまいます。
(費用はお住まいの都道府県により若干違います)
取得は非常にカンタン。
ネットで検索すると様々なサイトで申請から取得までの方法が掲載されています。
私も今乗っている車の車庫証明は自分で取得しました。
トータル1時間程度の手間で1万円以上お得!!
是非面倒くさがらずやってみる事をオススメします。
スイフトスポーツの自動車税や購入費用 まとめ
最後に、スイフトスポーツ(ZC33S)を乗るまでにかかる税金や諸費用と車輌代金を含めた総額の費用をまとめてみましょう。
内訳 | 金額 | 備考 |
---|---|---|
車両本体価格 | 1,870,000 | 6速MT、オプションなし |
自動車取得税 | 45,600 | 概算 |
自動車税 | 31,600 | 4月乗りだし |
自動車重量税 | 24,600 | ― |
リサイクル料金 | 10,240 | ― |
検査登録手続及び代行費用 | 30,000 | ディーラーによって異なる |
車庫証明手続及び代行費用 | 13,000 | ディーラーによって異なる |
ナンバープレート料金 | 5,400 | 希望のナンバーを取る場合 |
自賠責保険 | 36,780 | 37か月契約 |
合計 | 2,067,220円 | 一切値引きなしの場合 |
※希望のナンバーを指定しない場合マイナス約3000円、車庫証明を自分で取得する場合はマイナス約10,000円節約できます。
この合計2,067,220円には値引きが計算されていません。
また、オプションもナビくらいは付けたいところですよね。
そう考えるとおおよそ220万円、値引き交渉が最大限上手くいって200万円。
このあたりが現実的な購入費用となりそうです。
値引き目標20万円!税金や諸経費を値引きで賄いたいところです。
いずれにしても値引き交渉が購入費用を抑える最大の肝、失敗がないように望みましょうね。
注:数年ごとに税制や自賠責保険の見直しが有ります。購入時には再度確認するようにお願いします。
値引きについてはこちらを参考に!!
⇒スイフトスポーツ新型の値引き相場や値引き限度額情報(ZC33S)
スイフトスポーツを値引き金額より更に50万円安く買う方法
「スイフトスポーツに乗りたい、でも予算オーバーだ…」
「カスタム費用をどうやって捻出しよう…」
「値引きで安く買いたい…」
「ディーラーを回るのは面倒…」
「新車をお得に最安値で手に入れたい…」
「ディーラーの売り込みがイヤ…」
など、スイフトスポーツの購入を
検討しているけど
どうやったら簡単に最安値で
新車を購入できるのだろうと
思っている方も多いかも知れません。
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