スイフトスポーツの新型は1.4L直噴4気筒ターボエンジンを搭載。
ターボ車は一般的には燃費が悪いイメージがありますが、それは一昔前の話。
現在では低排気量エンジンとターボの組み合わせによる燃費とパワーの効率化、いわゆるダウンサイジングターボは新たなECO技術としてハイブリッド車と共に注目されています。
スイフトスポーツは、そんなダウンサイジングターボの概念により設計された車です。
燃費アップとエンジンパワーのバランスはどんな具合なのでしょうか?
そこで今回は、スイフトスポーツのカタログ燃費や、実燃費、実際に乗っているオーナーさんの燃費に関する口コミなどをまとめてみたいと思います。


スイフトスポーツ新型のカタログ燃費
スイフトスポーツ新型(ZC33S)のカタログ燃費(JC08モード)は、MT車16.4 km/L、AT車16.2km。
先代スイフトスポーツの(ZC32S)111%の燃費を実現しています。
燃料をシリンダー直接噴射する直噴エンジン、先代のZC32Sも1050kgと軽量だったのですが、車重が970kgと更に80kgも軽くなったこと、1.6Lから1.4Lへ排気量が下がった事が低燃費化へ大きく貢献しています。
項目 | ZC33S | ZC32S |
排気量 | 1371cc | 1586cc |
馬力 | 140ps | 136ps |
トルク | 23.4kg | 16.3kg |
車重 | 970kg | 1050kg |
燃費(JC08モード) | 16.4km/L | 14.8km/L |
※JC08モードとは実際の走行パターンに近い測定法による燃費想定方法。
※上記表の燃費6速MT車の数値です。6速AT車の燃費は16.2km/L。
エンジンパワー、特にトルクが格段に上がっているのは特筆すべき点ですよね。
スイスポのトルクは、同じコンパクトカークラスのライバルはもちろん、2.0LNAエンジンを搭載したトヨタ86より上の数値となっているから驚きです。
スズキはこのエンジンを「ブースタージェットエンジン」と名付け、燃費やパワーの両立をのために持てる技術をすべて注ぎ込んでいます。
スイフトスポーツは”スイフト”のフラッグシップモデルにふさわしい、すばらしいエンジンを積んでいる事が分かります。

スイフトスポーツ新型の実燃費の口コミ
スイフトスポーツのカタログ上の燃費はMT車で16.4km。実燃費はカタログ掲載の数値より若干劣ると見るのが一般的です。
車種によってはカタログ燃費と実燃費の落差が大きいものもあるので注意が必要です。
気になるスイフトスポーツの実燃費はどのくらいなのでしょうか?
実際に乗られているオーナーさんの口コミを拾ってみることにしましょう。
・15.3~16.0kmの間です。高速道路のみを100kmで走ったら19.3kmという記録がでたこともあります。
・踏み込まず流すと、13~16kmくらい、踏み込んで攻めると10~13kmくらいかな。
・たまにふかして乗っても、満タン法で15.3kmですね。燃費気にして走れば平均17kmも行けると思います。
・チョイ乗り13kmくらい、2週に一度50キロ位のドライブしだすと15㎞くらいです
・1000キロ走って、高速400km一般道600kmで15.8km/L程度でした。純粋な高速燃費は19kmぐらい。
・高速道路をクルーズコントロールで100km/hで約300km走行、17.0km/Lとカタログ燃費を軽く突破した。
・普通に走れば、カタログ値に近いが、攻めた走りをすればそれなりに落ちる。でもリッター10キロを割ることはない。
高速と街乗りを合わせた平均燃費は皆さんカタログ値に近い数値が出ています。
ブンブン回して乗るとリッター10km近くまで落ち込むようですね。
しかし、スポーツカーをブン回してリッター10km行けば十分に満足出来る燃費だと言えます。
一昔前に人気だった軽ターボ車のミラXXやアルトワークスでもブン回せば7~8km、平均11~12kmくらいなものでした。
FC(セブン)に至っては3~4kmとガソリン垂れ流し状態でした(笑)。
私はこいつ(RX-7 FC)より燃費が悪い日本車を知りません・・・
せっかくスイフトスポーツに乗るのであれば燃費なんて気にせず、ドライビングを楽しみたいもの。
これくらいの燃費性能があれば、好きに楽しんで乗っても経済的にも気にしなくて済みそうですね。

スイフトスポーツ新型の燃費計について
スイフトスポーツには、タコメーターとスピードメーターの間に、「マルチインフォメーションディスプレイ」というグラフィカルでかっこいいモノが付いています。
その中の機能の一つに燃費計も含まれています。最近では燃費計が付いている車も珍しいですが、信頼性に欠けるものも多いと聞きます。
スイフトスポーツの燃費計の正確性はいかがなものでしょうか?
旧型(ZC32S)は燃費計の表示からー1kmすると実燃費に近いと言われていました。
では、新型スイスポはの燃費計はどうでしょう?
ズバリ、新型スイフトスポーツ(SC33S)の燃費計はすごく評判が良いようです。
実際の新型スイスポオーナーさんが満タン法と燃費計の誤差を調べた結果を見てみましょう。
・150キロの高速走行で、燃費計19.3km 満タン法19.7km。6ATのデータです。
・燃費計はリッター18kmを表示。満タン法計測するとリッター17.94kmでした。
・大半は街乗りで、ちょい乗りも多く、特に燃費を意識した走行をせず満タン法で計測。燃費計表示が14km/lで満タン法で13.69km/l。誤差は0.31km.lです。
新型ではその誤差の範囲もリッター0.5kmの範囲まで改善されているようですね。
これなら燃費計を信用しても良さそうです。
※満タン法とは・・・ガソリンスタンドで満タンにした状態から次に満タンにするまでの走行距離を消費燃料(給油量)で割って計算する方法
スイフトスポーツ新型の燃費向上方法
先程ご紹介した口コミの中でもあったように、高速道路ではリッター17~19kmとカタログ数値より燃費が格段にあがります。
新型スイフトスポーツのエンジンは、トランスミッションのギア比やトルク特性からミニGTカーと表現されるほど高速走行との相性が良く、燃費の向上幅も大きいようです。
街中でもあまり回さずエコ走行すると燃費はリッター16km台は当たり前。
また、エンジンを回さずエコ運転をしてもストレスを感じることがないのもこの車の特徴です。
これは、スイフトスポーツの低速からモリモリとパワーが湧いてくるトルク特性の恩恵のおかげ。
燃費を意識したECO運転を実践すればカタログ値を超える事も可能なのが新型スイフトスポーツなのです。


スイフトスポーツ新型の実燃費と燃費向上方法まとめ
スイフトスポーツは燃費とパワー性能のバランスに優れた車だと分かりました。
エンジンだけではなく軽量による恩恵も非常に大きいのではないでしょうか。
スイフトスポーツのガソリンタンクの容量は37Lなので単純に計算すると航続可能距離は約600kmとなります。
コンパクトカークラスの中でも小容量の40Lを切る燃料タンクなのに、この航続距離は頼もしい限りです。
最後にひとつ注意点を上げておきましょう。
スイフトスポーツはハイオク仕様だということ。
コスト面を考えると歓迎すべきことではありません。
しかし、大排気量や高出力ターボなどハイパワーエンジンを搭載している車は、そのパワーを最大限引き出すため、ノッキングが起こり難い燃料が必要となります。
その燃料がハイオクガソリンなのです。
レギュラーガソリンでも走りますが、パワーダウンしてしまいます。
また、ノッキングが起こった場合、エンジンの寿命を縮めてしまいますのでお勧めすることは出来ません。
スイフトスポーツの性能を最大限引き出すための必要経費と思わないといけませんね。

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