スイフトスポーツでサーキット走行を考えているのならば、LSDは必須の装備!!
スイフトスポーツ(ZC33S)のようなトルクフルな車はLSDが無いとパワーを効率よく路面に伝えることが難しくなってきます。
サーキットなどハードな走行をする場合是非検討したいカスタムパーツですよね。
せっかっくの高性能ホットハッチ、スイフトスポーツの最大の弱点はLSDが付いていない事。
普段の街乗りや高速走行においては何も問題ないのだが、スイフトスポーツで本気でサーキットや峠を本気で走る場合は必須の装備と言って良いでしょう。
そこで今回は、
「LSDとは何?」
「スイフトスポーツにLSDの純正オプションの設定は有るの?」
「スイフトスポーツに後付けLSDの取り付けは可能なの?」
「後付けLSDを取り付ける場合の工賃などコストはどれくらいかかるの?」
こんな質問についてお答えしていきたいと思います。
スイフトスポーツ LSD装着のメリット・デメリット
まずはLSDとは何かを知っておきましょう。
LSDとは?
LSD = リミテッド・スリップ・デフの略称です。単にデフと呼ばれることもあります。
車はコーナーリングの時、アウト側の車輪の方が長い距離を走ることになります。
そこで外側の車輪を内側より速く回るように調整し、曲がりやすくするデファレンシャルギヤ(略称:デフ)が組み込まれており、このデフの働きによって、車はコーナーをスムースに曲がることが可能となります。
一方、雪道など滑りやすい路面で、片輪がスリップした場合、もう片輪もトラクション(駆動力)がかからなくなってしまうという弱点を持っています。
雪道と同様に、激しいコーナーを切り込んだ場合などは、デフの働きにより内側のタイヤが浮き気味となり、外側のタイヤにまでトラクションがかからなくなります。
いわゆるインリフトというやつですね。
(画像の車種はアルトワークスです)
そのため、車が思ったように前に進まない現象に見舞われてしまいます。
そこで、有効なのがLSD(リミテッド・スリップ・デフ)。文字通りスリップデフの働きを限定してくれる機能を持っています。
片輪がスリップしたり、内側のタイヤが浮き上がった(インリフト)場合でも、一方の片輪にしっかりとトラクションを伝えてくれる装置がLSDなのです。
具体的なメリットとしては、LSDを装着すると、コーナリング時にアクセルを安全に踏み込むことが可能となり、速度や安定性を格段にアップさせる事ができます。
サーキット走行で必須という理由はここにあります。
ドリキン土屋圭市さんも、スイフトスポーツのタイムアタックの動画で、
「デフが欲しい、デフが付いていない事だけが残念」
としきりにおっしゃっていました。
実際の動画はコチラ↓
サーキットなど激しい走行をしない場合は、LSDは全く必要ありません。むしろデメリットの方が大きいでしょう。
普段乗りの場合は逆に曲がりにくく、タイヤの消耗が早くなるという大きなデメリットが生じます。
また、機械式のLSDは程度差こそ有りますが、作動時にチャタリングと呼ばれるバキバキという異音や、ガクガクとした振動に悩まされる事もあります。
更に、LSD装着車は、LSDそのもののメンテナンスやトータルの整備にコストや手間が多くかかってきます。
LSDは脱着を簡単に行えるパーツではありません。良く考えて装着を決断しましょう。
スイフトスポーツLSD 純正やオプション設定はない
走りを重視される方は、初めからLSD付きのスイフトスポーツが欲しいと思いますよね。
しかし、残念ながらスイフトスポーツには、LSDの設定車もなければ、純正オプションも準備されていません。
でも、あきらめる必要はありません。
信頼のおけるカスタムパーツメーカーから後付けのLSDが販売されています。
また「スイフトスポーツ ワークス」というLSDが標準装備された特別仕様車の登場の噂もあるので期待して待つのも一興でしょう。
スイフトスポーツワークス・ロードスター仕様が発売?(ZC33S)
スイフトスポーツの後付けLSD おすすめ
スイフトスポーツ(ZC33S)用のLSDは、そこまでたくさんの種類がリリースされている訳でもありません。
その中で3社のLSDをご紹介しておきたいと思います。
スイフトスポーツおすすめLSD モンスタースポーツ
今は無きスズキスポーツの流れを汲んだスズキ車用パーツを専門に扱うモンスタースポーツ。
そんなモンスタースポーツが開発したスイフトスポーツ用LSDが「TDX300 LSD」。
TDX300 LSD(価格:148,000円)
スポーツ走行に求められる性能と、街乗りでも違和感のない走行を両立を成功させています。
また、特筆すべきは、バキバキ、ガクガクのチャダリングを極限まで抑える工夫が施されていることです。
ユーザーのニーズを良く掴んでいるバランスの良い一品に仕上がっています。
尚、「TDX300 LSD」は全国8箇所に散らばるモンスタースポーツ直営のモンスタープロショップのみでの取り扱いとなっているため、取付けやメンテナンスまで安心してまかせることが出来ます。
動画もチェック↓↓
スイフトスポーツおすすめLSD クスコ
CUSCOブランドでおなじみのチューニングパーツメーカーのキャロッセ。モータースポーツにも参戦し、その結果を商品へフィードバック。
更に納得いくまで試作とテスト走行を繰り返し、より高品質なパーツを生み出しています。
そんなクスコの開発した定番仕様の機械式LSDが「TypeーRS」です。
その他、効き始めをマイルドにセッティングした「Type-RS LSD spec-F」、
コンパクトカー専用に開発され、街乗りでの扱い易さとワインディング走行を両立させた「Type-RS Compact LSD」、
作動カムを自由にセットアップ可能な上級者向けLSD「Type-RS PRO Adjust LSD」の4種類がラインナップされています。
価格は、「TypeーRS」「Type-RS LSD spec-F」「Type-RS Compact LSD」が108,000円。
「Type-RS PRO Adjust LSD」のみ141,000円となっています。
価格もチェック⇒
スイフトスポーツおすすめLSD CTC-Perfomance
次に、イギリスのスイフトスポーツチューニングパーツメーカーCTC-PerfomanceのLSDをご紹介します。
CTC-Perfomanceの開発したヘリカル式LSDは、どちらかというと街乗りでも楽しめるライトな仕様になっているます。
ライトな仕様ながら、大幅なトルク増と耐久性を実現しており、本格的なサーキット走行、ラリーでも十分に通用する一品です。
日本では、オートトレードという代理店が輸入販売しています。
価格は132,500円。
個人的には、モンスタースポーツの「TDX300 LSD」を一番におすすめしたいところです。
その理由は、本気でチャダリング対策に取り組まれており、街乗りでのストレスが少ないこと。
機械式LSDはチャダリングが一番の悩みの種。チャダリング対策された機械式LSDはそれだけでかなり魅力的だと思います。
スイフトスポーツのLSD取り付け方法&工賃
LSDを取り付ける為には、LSDの代金とは別に取り付け工賃が必要となります。
スイフトスポーツ(ZC33S)の場合、LSD取り付け工賃として、おおよそ50,000円は覚悟しておいた方が良いでしょう。
ミッションをおろし、純正のデフを取り外し、LSDを慎重に取り付ける。
言葉にすると簡単ですが、作業時間はプロでも約7時間程かかるのが普通。LSDは素人が簡単に取り付け出来る代物ではないようですね。
取り付け工賃が50,000円かかるのも納得。
スイフトスポーツワークス LSD標準装備の噂
一般的には、走りを楽しむスポーツタイプの車には、LSDがオプション設定されているか、標準装備されているグレードが用意されていることが多いもの。
しかし、残念ながらスイフトスポーツにはLSD装着車が設定されていません。
軽オープンスポーツのコペンにも「コペンGR SPORT」というLSD装着モデルが発売され話題となりました、
スイスポファンにとって、羨ましいやら、悔しいやら複雑な気持ちになってきます。
しかし、先述の通りスイフトスポーツにもトルセン式LSDが標準装備された「スイフトスポーツ ワークス」の発売が噂されています。
あくまで現時点では噂に過ぎず、実際に販売されるかどうかは分かりません。
純正でLSDが標準装備されているグレードがあると非常に安心感があり、LSD装着の垣根がグッと低くなります。ぜひ実現して欲しいものです。
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新車を購入できるのだろうと
思っている方も多いかも知れません。
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