スイフトスポーツオイル交換 時期・量・粘度について(ZC33S)

スイフトスポーツオイル交換 時期・頻度・量・粘度(ZC33S)
スイフトスポーツ(ZC33S)のエンジンオイルの頻度や時期、量、種類など、オイル交換の疑問にお答えします。

スイフトスポーツは小排気量ながら高出力・高性能の1.4Lターボエンジンを搭載しています。

一般的にターボ車はNA車と比較しこまめにエンジンオイル交換をした方が良いと言われていますが、具体的にどのくらいの走行距離やタイミングでオイル交換するのがベストなのでしょうか?

またどれくらいの粘度、グレードのオイルがスイフトスポーツに合っているのでしょうか?

オイルの量はどれくらい必要?などなど・・・。

今回はそんなスイフトスポーツのエンジンオイル交換に関する様々な疑問にお答えして行きたいと思います。

スイ太
スイ太
新型スイスポはターボ車なのでオイル交換の頻度を上げた方が良いのかな?
最近の車は、昔よりオイル交換の頻度は少なくても大丈夫って聞いたわよ。
スポ子
スポ子
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スイフトスポーツの適切なオイル交換の頻度・時期は?

スイフトスポーツオイル交換画像

スイフトのエンジンオイルやフィルターの交換頻度・時期について、取扱説明書にはこのように記載されています。

・標準的な乗り方をしている場合のオイル交換時期は、15、000km走行(ターボ車は10,000km)もしくは1年ごとのどちらか早い方。

・エンジンオイルフィルターは15,000km走行(ターボ車は10,000km)ごとに交換。

・シビアなコンディションの下で乗っている場合は、オイル・フィルター共に早めの交換が必要。

スイフトスポーツ(ZC33S)はターボ車なので、10,000km or 1年ごとの交換が適切だとスズキは判断しているという事になります。

少し前まではターボ車は、最低でも5,000kmもしくは半年ごとのエンジンオイル交換が必要だという認識でした.

実際に1990年代のターボ車全盛期の頃は取説も、最低でも5,000kmもしくは半年ごとになっていたようですね。

エンジンとエンジンオイルの技術的な進化がオイル交換の頻度を下げてくれたと考えて良いようです。

しかし本当に、10,000km or 1年ごとの交換がベストなのでしょうか?

実際のスイフトスポーツのオーナーさんを中心に、オイル交換に対する意見を拾ってみました。

・交換頻度は、多分私なら3000~5000Kmで交換かな。何せ、ZC32Sよりパワーアップしてるのにオイルの量が3リットル少々に。ちょっと前の軽自動車並みです。

・いくら低回転型のイマドキターボだとはいえ、1万キロはちょっと怖いです。

・メーカーが1万キロで良いって言っているのに、なんでそれよりも早くに換えたがるんだろう?

・エンジンを作って保証もしてるメーカーが1万キロって言ってるんだから、1万キロで交換するのがベストなんじゃないでしょうか?

・オイル売りたいカー用品ショップやGS、オイルメーカーに踊らされすぎではないですか?

・ほとんどの方がシビアコンディションに該当するでしょう。メーカーが推奨する交換時期が10,000kmであれば5,000km。

シビアコンディションでない限りは、メーカーの指定距離で構わないと思いますが、シビアコンディションの場合は5千キロ前後がベターでしよう。

日本の使用環境では、恐らく大半の方がシビアコンディションに該当するのではないでしょうか。

使い方しだいというところも有りますよね。

通勤が片道5kmの人と20kmの人では同じ10000kmでもコンディション違うでしょうし。

これって、なかなか結論の出ない話題なんですね。

ただ、新スイスポはアイドリングストップしない分、タービンやエンジンには優しいのかな。

様々な意見が交錯していますね。確かに日本ではちょい乗りや、年間の寒暖の差が激しいなどシビアコンディションに該当する方が多そうですね。

また、ターボ―車であること、大切な愛車をいたわりたいという気持ちから、5,000kmもしくは半年交換と考えている方が多いようです。

私もオイル交換は5,000kmもしくは半年、フィルタは2回に1回は交換すると思います。

エンジンが不調になった時、オイル交換の頻度を減らしたからかな?と後悔したくはありませんから。

スイ太
スイ太
シビアコンデション基準の5,000kmもしくは半年でオイル交換すれば間違い無さそうだね。
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スイフトスポーツの適切なオイル量や粘度は?

スイフトスポーツ(ZC33S)のオイル量は3.1Lと決められています(フィルター交換時は3.3L)。

先代(ZC32S)先々代(ZC31S)のスイスポは3.7L(フィルター交換時は3.9L)でした。

排気量が1.6Lから1.4Lと小排気量になったこともありますが、随分と少ないエンジンオイル量になったようですね。

これは軽自動車と余り変わらない量だから驚きです。

スイフトスポーツの純正オイルは「スズキエクスターF SL 5W-30」が採用されています。

スポ子
スポ子
なぜ、オイルフィルターを交換する時としない時で必要なオイル量が変わるのかしら?
オイルフィルター内部に、ある程度のオイルが残っているんだ。フィルターを交換しない限り、すべてのオイルを抜き切る事が出来ないんだよ。
スズキさん
スズキさん

エンジンオイル量に注意

エンジンオイルの量は規定より多くても少なくても最大限のパフォーマンスを発揮できません。

特に少ない場合は、エンジンの焼き付きなど深刻な故障の原因にも繋がります。

また、エンジンオイルは日々少しずつ減っていくもの。

その原因は、エンジンの燃焼室で、少~しずつエンジンオイルも一緒に燃えてしまうから。

一般的にスポーツタイプの車はエンジンオイルの減りが大きいと言われています。

エンジンオイルの警告灯を点灯させないよう、常日頃からオイルレベルゲージをチェックするよう心がけましょう。

エンジンオイルのグレード

エンジンオイルでもうひとつ注目したいのはオイルの種類です。

エンジンオイルには様々なグレードと粘度のオイルが存在します。

スイフトスポーツの純正オイルの「スズキエクスターF SL 5W-30」は、”SL”の部分がオイルのグレードを表しています。

オイルグレードは、API(アメリカ石油協会)規格に順じた表記をされる事が一般的。
下記はそのグレード表です。

グレード 特徴
SA 運転条件がゆるやかなエンジンに使用可で、添加物を含んでいないオイル(ベースオイル)
SB 最低レベルの添加物を配合したオイルで、かじり防止・酸化安定性の機能が改善されている。
SC 1964~67年型のガソリン車に満足して使用できる品質を持ち、デポジット防止性・摩耗防止性・サビ止め性腐食防止性が備わっている。
SD 1968~71年型のガソリン車に満足して使用できる品質を持ち、SCより高い品質レベルを備えている。
SE 1972~79年型のガソリン車に満足して使用できる品質を持ち、SDより高い品質レベルを備えている。
SF 1980年製以降の車に適応。酸化、高温デポジット(堆積物)、低温デポジット、サビ、腐食に対する優れた防止性能を発揮。
SG 1989年製以降の車に適応。SFの性能に加え、動弁系の耐摩耗性と酸化安定性が要求され、エンジン本体の長寿命化を果たす性能がある。
SH 1993年製以降の車に対応。SGの性能に加え、スラッジ防止性、高温洗浄性に優れる。
SJ 1996年製以降の車に適応。SHの性能を向上。さらに蒸発性、せん断安定性に優れる。
SL 2001年度制定。SJに比べ、省燃費性の向上(CO2の削減)・排出ガスの浄化(CO、HC、NOxの排出削減)・オイル劣化防止性能の向上(廃油の削減・自然保護)があげられる。
SM 2004年制定。SLに比べ、浄化性能・耐久性能・耐熱性・耐摩耗性に優れている。
SN 2010年制定。環境性能おいてより高い基準が設けられた。

今発売されている車は、実質SJ、SL、SM、SNのいずれかのグレードが純正採用されていると思って頂いて良いでしょう。

スイフトスポーツの純正エンジンオイルは上から3番目のSLグレードが採用されている事がわかります。

また、エンジンオイルにはオイル性能を決定付ける3種類のタイプのベースオイルが存在します。

ベースオイル/特徴 劣化しにくい 始動性が良い オイルが減りにくい 価格が安い
100%化学合成油
部分合成油
鉱物油

「スズキエクスターF SL 5W-30」は化学合成油を使用しており、性能的には申し分がないですが、お値段が高いことがネックだと言えますね。

エンジンオイルの粘度

スイフトスポーツの純正オイル「スズキエクスターF SL 5W-30」”5W-30”の部分がオイル粘度を表しています。

左側のWの前の数値は低温時の粘度を表し、右側の30が高温時の粘度を表しています。

左側の低温時の数値が小さいほど粘度が低くさらさらで、寒冷地向けであり、エンジンの始動性が良くなります。

右側の高温時の数値が高いほど粘度が高く硬く、熱に強い、高速走行、スポーツ走行向け、耐摩耗性に優れた特徴を持っています。

スイフトスポーツの純正オイルの粘度(5W-30)はとてもバランスが良くレンジも広いと言えます。

バリバリのフルチューンでサーキット走行などを目的としない限り、5W-30の粘度のエンジンオイルを使用すれば間違いないでしょう。

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スズキさん
スズキさん
純正のエンジンオイルは当然エンジンと相性の良いものが選ばれていますよ。
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スイフトスポーツのオイル交換費用の目安

スズキのディーラーでオイル交換した場合の目安の費用は、オイル代、オイルフィルター交換、工賃をすべて合わせて4,500~5,000円が相場のようです。

オーバックスやイエローハットなど量販店では、同クラスのエンジンオイルを入れた場合3,500~4,000円で済みそうです。

オイルフィルターの交換をしない場合はこれから1,000円マイナスといったところでしょう。

そう考えるとオイル交換の費用として年間8,000~9,000円かかると思っておけば良いと思います。

大切なのは、交換時期をきっちり守り、基準に沿ったオイルを入れること。

いたずらにグレードの良いエンジンオイルを入れても、違いが体感出来る訳でもなく単にコストアップに繋がってしまいます。

また高粘度のオイルを使用する場合はいくらグレードの良いオイルを使用しても燃費は必ず落ちます。

カスタムしている場合でもライトチューンの範疇までは純正基準で良いのではないでしょうか。

スポ子
スポ子
グレードが高いオイルを使えばいいってものでも無さそうね。

スイフトスポーツエンジン不調の原因はオイル交換かも?

エンジンオイルには、5つの大切な役割があります。

1.潤滑作用
エンジン内部の金属部品を抵抗なく滑らかに動かす

2.密封作用
ピストンとピストンの隙間を密封、ガソリン燃焼で得られた力の抜け、ムダを防ぐ

3.冷却作用
エンジンの必要以上の熱を吸収し冷却、オーバーヒートを防ぐ

4.洗浄作用
エンジン内部のすすや汚れ金属の削れカスを洗い落とす

5.防錆作用
エンジン内部の金属部品の表面に膜を作り、水分から守りサビの発生を防ぐ

もしエンジンオイルが減ったり、交換を怠ると不調をきたすのは当たり前。

エンジンオイルがなかったらエンジンなんてすぐに壊れてしまうことでしょうね。

エンジンオイルは5000kmも乗ればこんなに真っ黒に!!鉄粉は混じりエンジンにとってどれだけダメージを与えるか分かりません。

交換を怠ったり、オイル量が減れば様々な不具合が出てきます。

それは、マフラーから白煙がでたり目に見える不調もあれば、スペック通りのパワーが得られないなど目には見えない不調も有ります。

エンジンオイルがどれだけ大切なモノか分かりました。

オイル交換の頻度・時期とオイル量には十分注意したいものです。

スイ太
スイ太
良いエンジンオイルを入れるより、適切なオイルを適切な分量、適切な時期に交換することが大切なんだね。
その通りです。大切に乗れば今のクルマは20万Kmくらいへっちゃらで走っちゃいますよ
スズキさん
スズキさん

スポ子:

スポ子
スポ子
オイル交換も含めメンテナンスに必要な費用をかける、結局コレが一番安上がりなんだろうね。

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