新型スイフトスポーツ(ZC33S)に試乗して来ました。
実際にスイスポに乗った感想や評価をブログ風に試乗記レポート!!
念願だったスイフトスポーツの試乗が遂に実現。
思いながらもなかなか行動に移せない、行動力不足の私なのですが、スイフトスポーツという車が掻き立てる好奇心に突き動かされ、試乗予約なしでディーラーへ突撃することに・・・。
スイフトスポーツ新型の試乗記 ブログ風レポート
2019年の夏真っ盛りの夕刻、スイフトスポーツ(ZC33S)に試乗に行った。
思い立ってすぐに、試乗予約なしで突然ディーラーを訪問したが、果たして乗せてくれるのか?
「予約してないのですが、今からスイフトスポーツの試乗できませんか?」
ダメもとであったが、平日ということもあったのか、あっさりとOKを頂けた。
スイフトスポーツに乗り込む
30代半ばだろうか、感じの良い男性の担当者とスイフトスポーツへ向かう。
早速乗り込んでドアを閉める。
「ドン」、 車重1tを切る軽量ボディらしからぬ重厚感を感じる。
乗り込んで最初に思ったこと、「インテリアの赤の差し色なかなかセンス良いな」。
予備知識からちょっと派手な内装を想像していたのだが、実際は派手さは全く感じない。
どちらかと言うと赤というより、濃いめの茶色という趣、いい年をした大人でも恥ずかしくない、逆に落ち着いた印象に写った。
スズキ車の内装のチープさをスズキクオリティなんて揶揄されたりしますが、スイフトスポーツに関しては、そんなネガティブさは一切感じさせない。
インテリアをゆっくりと眺めつつ、セミバケットシートに腰を下ろす。
座って直ぐにちょうど良い硬さのクッションをお尻が感知。
車との一体感を感じ急激にテンションアップ!!
シートに座り左に目を移すと、6速MTのシフトノブが飛び込んできた。
スイフトスポーツ発進!!
クラッチとブレーキを踏み込み、エンジンスタートボタンを押す。
スイフトスポーツはキーレスプッシュスタートシステムが標準装備されており、キー操作は不要だ。
「ブゥオン」
低いエンジンのうねり音が聞こえる。アイドリングは想定していたより静か、以外と遮音性が高そうだ。
クラッチもスポーツタイプの車としては軽め、女子でも難なく操作できるだろう。
マニュアルシフトを操作しギアを1速(ロー)へ入れる。
ショートストロークでかっちりとした剛性感を期待していたのだが、ストロークはやや長め。
ギアを入れると”グニャっ”とまではいかないが”スコッ”とした感じのフィーリングなのだ。
残念なポイントではあるが、悪いとまでは行かない普通の出来だと評価、期待値が高過ぎたのだろう。
1速でゆっくりと発進し、公道へ向けて左折する。
十数年振りに運転するMT車にいささか緊張するが、体はギアチェンジの感覚を覚えているようで、素早く2速(セカンド)へチェンジする。
2速でアクセルを軽く踏むと、押し出されるように元気に加速する。
「なるほど評判通りのトルク感だ、2速で思いっきり引っ張ったら面白そうだ」心の中でつぶやく。
3速にギアチェンジする。2速同様トルクフルだ。
ここであっという間に制限速度まで到達、すぐに4速にチェンジ。
4速で巡航するのだが低速域のトルク感も抜群、日常ユースでの乗り易さが想像できる。
そして驚いたのは、予想以上の乗り心地と静粛性。
スイフトスポーツという車の性質上、あまり期待していなかったのだがなかなか良いではないか!!
さすがテネコオートモーティブ社のモンロー製のダンパーだ。
先代スイスポ(zc32s)から更に熟成されているようだ。
あまり硬さを感じない、しなやかと表現するのが正しいだろう。
アクセルを踏み込んで加速するまでは、適度にエンジンや排気音が耳に届くが、速度が安定して低回転域で走行していると外音は殆ど聞こえてこない。
逆に心地良いエキゾーストノートを聞きたくて物足りないくらい。
この乗り心地と遮音性は、ファミリーカーとしても十分合格なのではなかろうか。
試乗を始めて5分程経過した。
試乗コースは市街地なのでアクセルを踏み込む機会はほとんどない。
2速あたりで思いっきり引っ張ってみたいが、同乗しているセールスマンに遠慮してなかなか実行できない。
でも我慢の限界だ、もどかしさも頂点へ達してきた。
「そろそろ本気を見てやろう」
スイフトスポーツ加速!!
私の悶々とした気持ちを察してか同乗のセールスマンがこんな声をかけてくれた。
「安全に支障が無い程度に踏み込んでも良いですよ。」
さすがに察しが良い、スイフトスポーツを試乗するほとんどの者が同じ気持ちに陥るため気持ちが分かるのだろう。
信号が青に変わった。
お言葉に甘えスイフトスポーツの本当の実力の一部だけでも見てみる事に決めた。
ローギアで今までより少しだけ強めに踏んでみる。
「やはりな、あまり強く踏むと確実にホイルスピンだな」
ここからが本番、手首を捻りギアをセカンドへ送りこみ、アクセルを少し乱暴に開けてみた。
強力なGで背中がシートに押し付けられ、かすかにタービンが働いている音が耳に届いた。
「思った通り、こいつはなかなかエキサイトな車だ!!こいつは油断すると2速でもホイルスピンしてしまうぞ」
あくまで試乗の範囲内で、どこか遠慮していてもこんな具合だ。
一昔前の”どっかんターボ”を彷彿とさせる加速感、それでいて非常にリニアでスムースな吹け上がり。
ターボ性能の向上に時代の流れを感じる。
スイフトスポーツ帰還!!
試乗コースを1周し間もなくディーラーへ到着、約10分程度の試乗時間があっという間に終わってしまった。
非常に名残惜しい、もっと乗っていたい、素直にそう思った。
スイフトスポーツから降車すると、セールスマンが後方ハッチを開け、ラゲッジスペースの説明をしてくれた。
「荷室スペースも不自由ない程度にはあります、後方座席を倒しフラットにすればそこそこ大きな荷物も運べますよ」
荷質スペースはスイフトスポーツのような性格の車にとっては、重要視する部分ではないのかも知れない。
しかし、広いに越したことはない。
これなら、ゴルフやちょっとしたキャンプなどレジャー用途でも困ることは無さそうだ。
最後に、スイフトスポーツを一周り、歩きながらゆっくりと眺める。
デザイン的には好みではないというか、余り興味がなかったのだが、なかなか良いじゃないか!!
押しが強いフロントマスクも、ちょっと上がった感じのヒップもキュートに見える。
走りを気に入ったことで、外観やスタイルまで良く見えてくるから不思議だ(笑)。
しかし、SUV然としたブラックの純正アルミホイールは、チャンピオンイエローのスイスポには似合っていない。
ブラックやシルバーメタリックの車体だったらまだ似合うかも知れないが・・・。
私がスイスポを購入する時は、真っ先ににアルミホイールを変えるだろう。
あとタイヤとフェンダーの隙間が気になる、ダウンサスか車高調も欲しいところだ。
ひとしきり、スイフトスポーツを舐め回すように見たあと、心のなかでスイフトスポーツに別れを告げた。
スイフトスポーツ新型の見積り金額や納車時期
スイフトスポーツが欲しくてたまらない私なので”好きフィルター”が強すぎたかもしれません(笑)。
スイフトスポーツの試乗が終えた後、担当のセールスマンが見積りを出してくれたのですが、発売から2年が経過し、少しは値引きが引き出せる状況になったようです。
しかしそれでも、9月、3月の決算セールのタイミングで、消費税分(約14~15万)の値引きが限界だとか。
それ以外のタイミングでは5万円くらいというところ。
購入を決めた段階で腹を括って交渉すると、オプションサービスや最後の一押しで20万円くらいの値引きは獲得できそうな手ごたえはありました。
スズキ車の納期は全般的に遅め!?はジムニーやクロスビーなど人気車種が多いのも原因か?
納期に関しては3ヶ月待ちを覚悟して下さいとのこと。まだまだ人気なんですね。
ジムニーは発売から1年経った今でも10ヶ月待ちというから、3ヶ月くらいかわいいものです。
スイフトスポーツ新型の試乗記 まとめ
最後に、試乗を終えた後の感想と試乗予約についてまとめてみたいと思います。
とにかくもっとスイスポに乗りたい、ワインディングや高速道路で思い切りかっ飛ばしたしい!!
マフラーやECU交換などカスタムするともっと面白いだろうなというのが率直な感想です。
試乗後は以前にも増してスイフトスポーツで頭がいっぱいになってしまったのでした。
また、今回の試乗はMT車でした。スイフトスポーツはAT車の出来も良く、パドルシフトが楽しいと好評判です。
近いうちにAT車も試乗してみたいと思っています。
今回の試乗は、平日だったこともあり、たまたま予約なしで試乗することが出来ました。
本来ならば、試乗車を用意しているディーラーのHP、または電話で事前予約するのが正しい方法です。
特に試乗希望が多い土日祝は予約なしでは難しいでしょう。
購入を考えていたり、いつかは乗ってみたいと思っている方は是非試乗してみて下さいね。
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「スイフトスポーツに乗りたい、でも予算オーバーだ…」
「カスタム費用をどうやって捻出しよう…」
「値引きで安く買いたい…」
「ディーラーを回るのは面倒…」
「新車をお得に最安値で手に入れたい…」
「ディーラーの売り込みがイヤ…」
など、スイフトスポーツの購入を
検討しているけど
どうやったら簡単に最安値で
新車を購入できるのだろうと
思っている方も多いかも知れません。
家族や友人に車に詳しい人は
見当たらないし、
それに金銭的にも新車の購入は
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