スイフトスポーツVSヴィッツGR徹底比較 スペックや乗り心地は?

スイフトスポーツとヴィッツGR比較検証
スイフトスポーツVSヴィッツGRを徹底比較!!

スペックやサイズ、燃費、乗り心地、価格など気になる項目をチェック!!

人気のスポーツコンパクト、「スズキ スイフトスポーツ」と「トヨタ ヴィッツGR」を比較してみましょう。

スイフトスポーツはカタログモデル、一方のヴィッツGRは「TOYOTA GAZOO Racing」をの頭文字を冠したGRブランドという位置付けです。

2018年WRCでチャンピオンになった「TOYOTA GAZOO Racing World Rally team」の車両こそがヤリス(欧州でのヴィッツの呼称)であり、量産車ながらそのDNAを受け継いだ車が「ヴィッツGR」なのです。

スイフトスポーツのライバルとして不足が無い相手ですね。

早速ですがそのヴィッツGRとスイフトスポーツを徹底比較してみましょう。

スイ太
スイ太
トヨタが作ったコンパクトスポーツ、ヴィッツGRってどんなクルマ何だろう?
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スイフトスポーツVSヴィッツGR スペック一覧

まずは、スイフトスポーツの主なスペックを見てみましょう。

スイフトスポーツ

エンジン:1.4L 直列4気筒 直噴DOHCターボ

最高出力:103kW (140PS) /5,500rpm

最大トルク:230Nm (23.4kgm)/2,500-3,500rpm

車輌重量:970kg(MT車)

トランスミッション:6速MT、6速AT(パドルシフト付き)

採用ダンパー:モンロー

0-100km/hタイム:6.90秒

続いては、ヴィッツGRの主なスペックを見てみましょう。

ヴィッツGR

エンジン:1.5L 直列4気筒 DOHC

最高出力:80kW (109PS) /6,000rpm

最大トルク:138Nm (14.1kgm)/4,400rpm

車輌重量:1,040kg(MT車)

トランスミッション:6速MT、CVT(スポーツ制御、10速スポーツシーケンシャルシフトマチック)

採用ダンパー:ザックス

0-100km/hタイム:8.90秒

スペックだけを見てみるとスイフトスポーツのエンジンパワーの大きさが際立っていますね。

実際のところはどうなのでしょうか?

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スイフトスポーツVSヴィッツGR エンジンなど主要性能比較

車の走りの性能に関する主要なスペック、エンジン、シャシー、トランスミッションを比較してみましょう。

スイスポVSヴィッツGR エンジン比較

エンジンパワーは、スイフトスポーツの方がターボエンジンということもあり、馬力もトルクも上。

どの回転域でもモリモリと湧いて出てくるトルクの太さは特筆ものです。

コンパクトカーの領域を遙かに超えたレベルではないでしょうか。

ヴィッツGRは、俊敏な加速フィールとNAらしい気持のよい吹け上がりが特徴的なエンジン。

しかし、非力ではないですが、物足りなさを感じるのも正直なところ。

加速性能のひとつの指針となる0-100km/hタイムを比較してみると、スイフトスポーツの圧勝。

2秒も差があるんですね。

やはりターボの恩恵は大きいです。

スイスポVSヴィッツGR シャシー比較

足回りはスイフトスポーツはモンロー、ヴィッツGRはザックスといった伝統ある海外ブランド製のダンパーを装着。

ダンピングが効いた安定した走行が可能。

サスペンションも、もちろん、スイフトスポーツ専用、ヴィッツGR専用のチューニングが施されている特別仕様となっています。

ヴィッツGR専用サスペンション&ショックアブソーバー

 また両車に共通しているのはシャシー性能、ボディ剛性の高さと軽量ボディ。

エンジンパワーを軽々と受け止める懐の深さを持っています。

スイフトスポーツは、新プラットフォーム「HEARTECT(ハーテクト)」を採用。スズキ自慢の軽量化と高剛性の両立はこの技術により成り立っています。

「走る、曲がる、止まる」を高めた軽量高剛性の新プラットフォーム「HEARTECT(ハーテクト)」

 

一方のヴィッツGRも負けてはいません。

剛性アップパーツの追加、スポット溶接増し(溶接打点追加)などGRブランドの名に恥じないチューニングが施されています。

①ロアアーム②フロントサスペンションメンバー後端ブレース③センタートンネルブレース④リヤフロアブレース

4点の剛性アップパーツがヴィッツGRには追加装着されています。

トヨタのWRCで培った技術が惜しみなく投入されています。

スイスポVSヴィッツGR トランスミッション比較

マニュアルは、どちらもスもちろん6速MTを採用。

マニュアル以外では、ヴィッツGRではCVTが選択可能。

スポーツ制御機能付きのCVTで、全日本ラリーでも実践投入されており、スイッチを押すとコーナリング時に高回転を維持するように制御してくれる優れもので、ドライバーはステアリング操作により集中できます。

ヴィッツGR10速スポーツシーケンシャルシフトマチック

更にマニュアルモードにすると10速スポーツシーケンシャルシフトマチックに変身!!

これはMT車より楽しいかも!!

スイフトスポーツパドルシフト付き6速AT

スイフトスポーツも負けてはいません。

パドルシフト付き6速ATはマニュアル操作も可能。

ATもMT車同様に操る楽しさを味わえます。

スイ太
スイ太
スイフトスポーツのエンジンパワーと速さはこのクラスでは別格だね。
ヴィッツGRのCVTとても気になるわ。
スポ子
スポ子
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スイフトスポーツVSヴィッツGR 大きさ・サイズ比較

スイフトスポーツとヴィッツGRの車体やタイヤサイズ、どのような特徴があるのでしょうか?

スイフトスポーツの車体・室内サイズ 車体:全長3,890mm、全幅1,735mm、全高1,500mm 室内:室内長1,910mm、室内幅1,425mm、室内高1,225mm

ヴィッツGRの車体・室内サイズ 車体:全長 3,975 mm、全幅 1,695 mm、全高 1,500 mm 室内:室内長1,920mm、室内幅1,390mm、室内高1,250mm

全長はヴィッツGRが85mm、横幅は3ナンバーサイズとなったスイフトスポーツが4cm広い結果です。

室内は、幅はスイフトスポーツ、長さと高さはヴィッツGRが勝っていますが、室内容積はほとんど変わりません。

車体サイズも室内寸も差ななくサイズ感は一緒と見て良いようです。

タイヤサイズはいずれも17インチ、コンパクトカーとしては異例と言える大きなサイズを履いています。

スイフトスポーツのタイヤサイズは195/45R17

ヴィッツGRのタイヤサイズは205/45R17

タイヤの幅は10mmヴィッツGRが広いですが、タイヤサイズもほぼ同等です。

スイ太
スイ太
コンパクトカーなのに17インチのタイヤサイズ!!こういうところが男心をくすぐるんだよね。

スイフトスポーツVSヴィッツGR 燃費比較

続いて燃費について比較してみましょう。 スイフトスポーツのカタログ燃費(JC08モード)は、16.4 km/L(MT車)。

ヴィッツGRのカタログ燃費は17.2km。

乗り方にもよりますが、若干ヴィッツGRの方が燃費性能に勝っているようです。

また、大きな違いは、スイフトスポーツはハイオク仕様ですが、ヴィッツGRはレギュラー仕様だということ。

ヴィッツGRの方がスイフトスポーツより、燃料コストがかなり安く上がりそうですね。

スポ子
スポ子
スイフトスポーツもレギュラー仕様だとお財布が助かるのにな。
エンジンスペックの差はハイオク仕様の差分もあるんだね。
スイ太
スイ太
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スイフトスポーツVSヴィッツGR 乗り心地比較

乗り心地にはどのような違いがあるのでしょうか?

足回りはスイフトスポーツはモンロー、ヴィッツGRはザックスのものを装着。

共にダンピングを効かせた引き締まった乗り味が特徴です。

両者共に、スポーツタイプの車にしては、突き上げもあまり気にならず、乗り心地と走行性能を絶妙に両立させています。

ヴィッツGRの方がやや上質感を感じる乗り味だと某有名自動車評論家が言っていた事を付け加えておきましょう。

では、シートの座り心地、乗り心地はどうでしょうか?

スイフトスポーツのシートはセミバケットタイプでホールド性が高い設計。

ヴィッツGRもセミバケットタイプです。

両車共に、コンパクトカーとしては上質なシートが採用されています。

デザイン的にもGood!!

若干ですがスイフトスポーツのシートの方がホールド性が高いという意見が多いようですね。

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スイフトスポーツVSヴィッツGR 安全装備比較

スイフトスポーツには、セーフティパッケージという安全装備てんこ盛りのオプションが設定されています。

また、全方位モニターもプラスで追加する事も可能です。 衝突安全性能評価において、「デュアルセンサーブレーキサポート(DSBS)」搭載車が最高ランクの評価となる「ファイブスター賞」を受賞。 更に、予防安全性能評価においても、「デュアルセンサーブレーキサポート(DSBS)」および「全方位モニター」搭載車が、2017年度最高ランクの評価となる「ASV++」を獲得。

一方のヴィッツGRの安全性能、装備はいかがでしょうか?

前方の安全を見守る、高精度な「2種類の目」。ヴィッツのToyota Safety Senseは、レーザーレーダーと単眼カメラを併用した検知センサーと、それに基づく統合的な制御により、事故の回避や衝突被害の軽減を支援します。

Toyota Safety Senseの3つの安全機能

1、自動(被害軽減)ブレーキ(プリクラッシュセーフティ)

道路上の先行車や歩行者(昼間)をレーザーレーダーと単眼カメラで検出。衝突が予測される場合には、警報ブザーとディスプレイ表示で衝突の可能性を知らせ、ブレーキを踏めた場合は強力なブレーキアシストが作動。ブレーキを踏めなかった場合は自動(被害軽減)ブレーキを作動させ、衝突回避または被害軽減をサポートします。

2、車線はみ出しアラート(レーンディパーチャーアラート)

レーンディパーチャーアラートは、道路上の白線(黄線)をセンサーで認識し、ドライバーがウインカー操作を行わずに車線を逸脱する可能性がある場合、ブザーとディスプレイ表示による警報でお知らせします。

3、自動ハイビーム(オートマチックハイビーム)

ハイビームとロービームを自動で切り替え、夜間の歩行者などの早期発見をサポート。切り替え忘れを防ぐほか、手動操作の煩わしさも軽減します。

予防安全性能評価において、2015年度最高ランクの評価となる「ASV+」を獲得しています。

スイフトスポーツは安全装備が「これでもか!」と詰め込まれており、量が圧倒的という印象。

ヴィッツGRに関しては、自動ブレーキや、車線はみ出しアラートなど、スイフトスポーツに搭載されているものより機能的で質は上ではないかと思います。

スイフトスポーツ安全装備詳細

ヴィッツGR安全装備詳細

敢えて安全装備について評価をするとしたら、機能量で圧倒しているスイフトスポーツに軍配があがりそうです。

スポ子
スポ子
安全装備って付いてるだけで安心感が違うのよね。

スイフトスポーツVSヴィッツGR インテリア比較

コンパクトカークラスでインテリアの質を過剰に求めるのは難しいかもしれませんが、スイフトスポーツもヴィッツGRもそれぞれを代表するフラッグシップモデル。

それぞれのメーカーのセンスには期待してしまいますよね。

スイフトスポーツから見てみましょう。

赤と黒基調のインテリアとレッドとシルバーに色分けされたオッドアイのタコメーターとスピードメーター。

2色のコンストラストが走りへの期待を高め、スポーツモデルに乗っていることを実感させてくれる仕上がりとなっています。

ヴィッツGRはいかかでしょうか? インテリアの所々に散りばめられたカーボン調のデザインがレーシーでスタイリッシュな印象を醸し出しています。

やんちゃなスイスポ、大人のヴィッツGRといったところでしょうか?

好みは分かれそうですが、どちらもセンスある内装に仕上がっていますね。

スイ太
スイ太
僕はスイスポの内装の赤と黒のコンストラストは好みだなぁ。
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スイフトスポーツVSヴィッツGR 価格比較

高価であれば車の性能や質が高いのは当然のこと。高い性能や、運転する楽しさが詰まったスイフトスポーツとヴィッツGRですがお値段が気になります。

スイフトスポーツの車両価格は、下記の通り。

スイフトスポーツ価格表

ヴィッツGRの車両価格は、MT車・CVT車共に2,353,000円

スイフトスポーツはセーフティパッケージがオプション扱いなので、同条件で見てみると、

MT車1,958,000円AT車2,029,500円

30万円~37万円スイフトスポーツがお安い計算になります。

単純に比較できる物ではないですが、スイフトスポーツのバリューの良さが際立ちます。

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スイフトスポーツVSヴィッツGR チャート&まとめ

最後に、スイフトスポーツとヴィッツGRをカテゴリーごとに10点満点で点数を付けてみたいと思います。

なるべく公正な目で評価しているつもりですが、あくまで一個人の意見として見て下さいね。

78/100点 75/100点
比較カテゴリー スイフトスポーツ ヴィッツGR
価格 10 7
大きさ・サイズ 7 7
スペック 9 7
燃費 7 9
足回り 7 8
インテリア 8 7
エクステリア 6 6
安全性 8 7
乗り心地 7 8
楽しさ 9 9

スイフトスポーツ78点、ヴィッツGR75点、僅差でスイフトスポーツの勝ち!!

スイスポもヴィッツGRも走る楽しさは互角、燃費、乗り心地はヴィッツGRに軍配が上がりました。

しかし、スイフトスポーツのエンジンスペックと価格(バリュー)はヴィッツGRより大きく上回っていると判断した結果です。

実は比較検証するまで、スイスポがもっと大きな差をつけ勝利すると思っていました。

しかし結果はわずか3点差。ヴィッツGRの実力とスイフトスポーツの良さを改めて知る良い機会となりました。

スイ太
スイ太
ヴィッツGRもとても楽しそうなクルマだね。
他車と比較すると、スイフトスポーツの良さや弱点が分かり易いわね。
スポ子
スポ子

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など、スイフトスポーツの購入を

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